山本義隆著「熱学思想の史的展開3 熱とエントロピー」筑摩学芸文庫(2009年刊)第33章 より引用
第32章 自由エネルギーと熱学の体系−ヨシア・ウィラード・ギブズ へ戻る。
[補足説明]
上記の 「発熱量に付いてのヘスの主張(ヘスの法則)」 に付いては、別稿「反応熱と熱化学方程式」3.を復習されたし。
また、以下の議論で出てくる「吸熱反応」については、同じく 別稿「反応熱と熱化学方程式」1.(2)2. や 7.(2)〜(4) などを復習されたし。
[補足説明]
以下のヘルムホルツの説明については別稿で引用している『化学過程の熱力学』の邦訳版を参照されながら読まれたし。以下の注記 9)〜13) は邦訳版の下記ページにあります。
[補足説明]
上記、ネルンストの1906年論文「熱測定からの化学平衡の計算について」は別稿で引用。
[補足説明]
上記の *) 注記に関しては別稿「冷凍・低温技術の歴史」1.(3)などをご覧下さい。
[補足説明]
上記の図33.1に関しては別稿「熱力学関数(状態方程式曲面)の性質」3.(2)も参照されたし。
この当たりは、富永昭著「誕生と変遷にまなぶ平衡系の熱力学」第7章“熱力学第三法則” も参照されたし。
これは、http://www.amsd.mech.tohoku.ac.jp/Thermoacoustics/Chap_7.pdf からPDFファイルとしてダウンロード可。
[補足説明]
上記、硫黄の転移熱の例については、プランク「熱力学」のp330も参照されたし。
[補足説明]
プランクが上記の説明をしたのは、彼の著書「熱力学」第三版(1910年刊)の様です。
第九版の翻訳版の第4篇第6章「エントロピーの絶対値(Nernstの定理)」の部分のみですが、別稿で引用しています。
[補足説明]
この当たりについては、アブラハム・パイス「神は老獪にして・・・」p527〜531およびプランク「理論熱学」第4篇第5章も参照されたし。さらに、T.Kuhn著「比熱の量子論(1974年)」p257_258以降も参照されたし。
また、下記のメンデルスゾーン著「ネルンストの世界−ドイツ化学の興亡−」第4章の一部は別稿で引用していますのでご覧下さい。