Abraham Pais著「神は老獪にして・・・」産業図書(1986年刊)U 統計物理 4.“エントロピーと確率”より引用(p69〜97)。
069
ここの(4.8)式と(4.9)式については別稿「統計力学におけるラグランジュの未定乗数法」の(5.5)式と(5.68)式を復習されたし。
上記の(4.12)式および(4.13)式については、シュポルスキー文献「光量子(光の場のゆらぎ)」を参照されたし。
088
088-02
上記、1905年の[E13]論文はこちらで引用しています。
[補足説明1]
上記の関係式は
で求めたもの。
もともと、(4.15)式は、“Boltzmannの原理”(統計力学)を用いなくても、【可逆過程の熱力学第2法則】と【理想気体の法則】から熱力学的に導けるものです。
例えば別稿「絶対温度とは何か(積分因子とは何か)」6.(4)3.における結論
に於いてT=T0であり、モル数:n=粒子数/N (N:アボガドロ数)である事を考慮すると求まる。
ただし、最後の式では粒子数をnで置き換えている。
090
下記、1909年の[E24]論文はこちらで引用しています。