このページは参考文献1.の「ファインマン物理学U光、熱、波動」第5章 “回折” より引用。ただしファインマンの説明は解りにくいので、別稿「回折格子による光の干渉縞」を参照しながらご覧下さい。
[補足説明1]
(5.2)式を図5-1で説明すると下記の様になる。式中のC1とC2の意味は図5-1でご確認下さい。
数学的に求めるには、(5.1)式の両辺に 2sin(φ/2) を乗じて得られる級数の各項の積を差に書きなおすして
となる。
[補足説明]
この当たりのこの当たりの事情をn=12の場合を例にとって説明すると
の様な感じになる。
[補足説明]
この当たりに付いては、別稿「回折格子による光の干渉縞」3.をご覧下さい。
[補足説明]
上記(5.8)式の計算過程の意味は解り難いと思います。ぜひ別稿「回折格子による光の干渉縞」1.(2)2.の式変形を参照されて下さい。 なお、図5-2はこちらを参照。
[補足説明]
上記(5.11)式の導出は別稿「線形振動子(電気双極子)による電磁波の放出」2.(3) と 3.(1)を復習されて下さい。
[補足説明]
上記の結果は同方向に振動する電気双極子が平板上に一様に分布している場合の平板の周りの振動する電場の様子を露わすものです。
参考までに補足しますと、一様に帯電(電荷密度σ=ηq)した無限に広がる平板の周りの電場(電界)の強さは、別稿で説明した様に
となります。
これは静止した面電荷が周囲に作る電場でして、電場ベクトルは平板に垂直です。
たいていの電磁気学の本で説明されていますが、このページは下記文献からの引用です。