アインシュタインの光量子論(1909年_1)
アインシュタインの光量子説第4論文(1909年_1)を紹介します。以下の訳文は文献1.より引用した。ただし、解りやすくする為に少し改変しています。元の表現はこちらでご確認下さい。
左欄に記入の数字は原論文のページ数です。



















以下の議論については、別稿「アインシュタインの光量子論(1905年)」§1.を復習されたし。



上記の注2)の論文はこちらです。この翻訳版での該当ページはこちらの§13です。あるいは Planck著『熱輻射論』 の§183です。


上記の注3)の(V)式は Planck著『熱輻射論』 の8.(5)[補足説明2]を参照。










[補足説明]
上記の式中の定数 R/N≡kB(今日ではボルツマン定数と呼ばれている)について、テル・ハールの補注を以下に引用しておきます。






上記でEinsteinが参照する事を進めている『気体論講義』のページはこちらだと思います。




上記の1906年論文と、1906年論文







O この訳書の第1論文の(21)とはこちらです。






上記の 注1)式 の導出は別稿§116.“光の場のゆらぎ”347−03 を参照。



上記21のこの訳書の第1論文のEはこちらです。









下記の方程式を導く “純粋に電気力学的な計算” の詳細は別稿1909_2年論文p823〜824を参照。


上記の計算が良く解りません?














上記の 2)論文§9 はこちらです。

上記の 1)論文 はこちらです。



















参考文献
- 物理学史研究会編「物理学古典論文叢書2 光量子論」東海大学出版会(1969年刊)
本稿は、この中の4. A.Einstein著「輻射の問題の現情について」の引用です。
Einstein, “Zum gegenwa¨rtigen Stand die Strahlungsproblem”, Physikalische
Zeitschrift, 10, 185-193(1909)
原論文は、下記URLにて閲覧可。これはプリンストン大学のアーカイブスの原本と英訳版のURLです
https://einsteinpapers.press.princeton.edu/vol2-doc/385
https://einsteinpapers.press.princeton.edu/vol2-trans/377#,
- Einstein,“Eine Theorie der Grundlagen der Thermodynamik”, Annalen der Physik, ver.4, vol.11, p170〜187, 1903年
これは、本文中で自らの論理を展開するとき、参考として引用している論文です。プリンストン大学のアーカイブスの下記URLに原本と英訳版があります。
https://einsteinpapers.press.princeton.edu/vol2-doc/578
https://einsteinpapers.press.princeton.edu/vol2-trans/112#
この論文の邦訳版を別稿で引用していますので参照されて下さい。
- 物理学史研究会編「物理学古典論文叢書2 光量子論」東海大学出版会(1969年刊)
この中の1. A.Einstein著「光の発生と変脱とに関する一つの発見法的観察について」が光量子説の第1論文です。
- A.Pais 著「神は老獪にして・・・」産業図書(1986年刊)
U.統計物理 4.“エントロピーと確率”、 5.“分子の実在性”
Y.量子力学 19.“光量子”、 20.“アインシュタインと比熱”、 21.“光子”
- 広重徹 著 『物理学史T』〈新物理学シリーズ 6〉培風館、1968年3月 (原著1966年)
この中から。 9-4.“アンサンブルの理論” を引用。
広重徹 著 『物理学史U』〈新物理学シリーズ 6〉培風館、1968年3月 (原著1967年)
この中から、 15-3.“光量子と比熱” を引用。
- シュポルスキー 著、玉木英彦他 訳 『原子物理学T』(増訂新版)東京図書、1996年
この中の§116.“光の場のゆらぎ”と、§118.“アインシュタインの方程式の実験的検証”を別稿で引用。
- 荒木源太郎 著「原子物理学」倍風館(1963年刊)
この中から第2章3.“光電子”、第4章1.“光電効果”、2.“光子” を引用。
- 吉田伸夫 著「光の場、電子の海(量子場理論への道)」新潮社(2008年刊)
第1章“粒子としての光”−アインシュタイン を別稿で引用。
- 吉田伸夫 著「思考の飛躍(アインシュタインの頭脳)」新潮社(2010年刊)
第4章“光の統計力学を求めて”−量子論 を別稿で引用。