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確率分布関数のグラフ表示 2

 「統計力学」2.(10)[補足説明3]で導いた確率分布関数式

のグラフ表示の説明です。
 これはN1人とN2人で構成される二つの社会グループが存在し、その両方のグルールに共通の貨幣M円が流通しているとす。そのときN1人のグループに貨幣がM1円存在する場合の確率分布関数です。

1.N=10000人、M=50000円 の場合

 今は、

の場合です。
 グラフの横軸の幅を M1=0〜20×N1 として表示したものと、グラフの横軸の幅を M1=50000 として表示したものを示す。今回の図に於いてもグラフ曲線が囲む部分の面積はいずれも規格化条件を満たしていて 1 となります。

(1) N1=10人 の場合

1=100人の場合のグラフを示す。M1=N1×m=10×5=50に鋭いピークを持つ事が解る。

 

(2) N1=100人 の場合

 同様にして,N1=100人の場合のグラフを示す。M1=N1×m=100×5=500に鋭いピークを持つ事が解る。

 

(3) N1=1000人 の場合

 同様にして,N1=1000人の場合のグラフを示す。M1=N1×m=1000×5=5000に鋭いピークを持つ事が解る。