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矢島祐利「電磁理論の発展史」第6章§30
ポインティングベクトル(Poyntingの原論文)

 矢島祐利著「電磁理論の発展史」河出書房(1947年刊)の第6章§30“Poyntingヴェクトル”より引用。
 これはPoyntingの原論文を忠実にトレースして書かれたものですが、Poyntingが論文中に記しているMaxwellの著書“Electricity”(第2版)第2巻の何ページにある基礎方程式を使ったかの記述も追加引用しています。“Electricity”の第2版ならば、ネットから無料ダウンロードできますので、原本で確認して見られることを勧めます。
 また、文中に記した“Maxwellの基礎方程式”(A)〜(H)等は別稿「Maxwell方程式系の先見性と電磁ポテンシャル」1.を参照されても良いでしょう。ただし、これは第3版からの引用ですのでページ数が異なります。
 このPoyntinのオリジナルな導き方は極めて難解です。この式変形を解りやすくすると、結局別稿2.(3)[補足説明2]で展開されている事と同じなのですが、このように説明されても、Poytingのこの論文の式展開の本質を理解することはできません。
 この論文の本質を理解するにはFeynmanの説明2.(2)が必要です。そこの説明を十分に読み込んだ上で以下をお読み下さい。






式の展開が錯綜していて解りにくいので、一覧でまとめておきます。ただし最初に指摘した様に、この論文の式展開を理解するにはFeynmanの説明2.(3)が必要です。[拡大版]

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