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H. Hertz, Wied. Ann. 36, p1〜22, 1889年

 ヘルツの1889年論文をD. E. Jones が英語訳したものです。
 144ページと145ヘージに有名な図が載っていますが、この二つのページは見開きの関係にあり、Fig27→Fig28→Fig29→Fig30の順番で見る必要があります。そのため、Fig27のR4の領域がFig28のR5の領域となり、さらにFig29のR6の領域→Fig30のR7の領域となります。
 Fig27は電気双極子の正負の電荷がちょうど真ん中で中和して双極子の電荷がゼロになった時ですが、Fig28で再び正電荷が上側に負電荷が下側に現れてR1の領域に電場(電気力線)が現れた状況が示されています。これがFig29のR2の領域→Fig30のR3の領域へ変化していきます。
 Fig27→Fig28→Fig29→Fig30の図は電気双極子振動の半周期分に相当します。双極子の正負が入れ替わった後半の半周期分はFig27→Fig28→Fig29→Fig30の図を上下を入れ替えたものをつなげていけばよいのだと思います。 























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